18日(木)から長距離走の取組がスタートしました。小菅中では10月中旬に「強歩大会」が行われています。強歩大会も今年でなんと「第74回」となります!「小菅村誌」によるとこの強歩大会が始まったのは昭和27年。強い体力と精神力を養うことを目的に始まったそうです。昭和49年には大菩薩峠の往復、翌年には鶴峠を越えて三頭山往復(約18km)と変更があり、昭和51年から平成13年までの26年間は、中学校から大菩薩峠を往復する24.6km(標高差1200m)の山岳コースを走ったそうです。平成に入ってから片道コースへの変更があり、平成17年からは林道小菅線の終点である雄滝折り返しコース16kmに変更されました。令和2年からは折り返し地点を複数設け、ショートコース(白糸の滝駐車場往復 約10km)ミディアムコース(雄滝駐車場往復 約14km)フルコース(雄滝往復 約16km)とし、令和5年からは白糸の滝駐車場往復のショートコース(約10km)とロングコース(約15km)になりました。今年の強歩大会は10月18日(土)に予定されています。(写真は昭和50年11月18日号 山梨日日新聞のものです。「小菅中学校 創立50周年記念誌」から見つけました。)

今日は長距離走の練習の第1日目。「長い距離や時間を走る練習によって持久力(心肺機能)を高めるとともに、自分に合ったランニングフォームとペースを身に付けよう」という目標で取り組みます。約束事項や走るときの注意を確認した後、いざスタート。今日走る距離は1000m=1kmだそうです。ペアの子がタイムを読み上げてあげます。「いいペース!」「さっきより上がったよ!」「このペースでいこう!」「腕をよく振れ!」「ここでがんばらなきゃいつがんばる!」「5秒遅れてるよ!」「ナイスラン!」ペアからたくさんの声がかけられていました。この声が力を与えてくれます。

走る前後には心拍数を記録。さらにラップタイムを記録していきペースをグラフ化していきます。ペアにチェックしてもらったフォームについてアドバイスを記入しながら、自分の走りの向上を目指していきます。今日は1000mでしたが、今後2000m、12分間走、実際のコースの試走などをくり返し、強歩大会当日を迎える予定です。ただ気力と根性で走るのではなく、あくまでも長距離走の「学習」として取り組むのですね。いいと思います(^^)ここからおよそ1ヵ月の取り組みでどれだけレベルアップできるのか楽しみですね(^^)/
そう言えば今ちょうど世界陸上をやっています。世界のトップアスリートの走りを見て、刺激を受ける人もいるのでは?来週急にめちゃくちゃ速くなっている人がいるかもしれませんね!

おまけ
職員室前の花壇付近で「これ何?」との声が…。行ってみると初めて見る不思議な生物が…。長くて細くてクネクネ動いています(-_-)写真を撮ってGoogleで調べてみると…その正体は「ハリガネムシ」。聞いたこともない生き物でした。「直径は約1mm。体は厚いクチクラで覆われ、針金のように硬い。長いもので約40cm近くになる種もある。幼虫時はカマキリ類やバッタ類に寄生し、成熟すると宿主から脱出し、水中で越冬後、春に産卵する。」とのこと。説明を読むと何だか恐い生き物ですね。ちなみに「基本的に人間には寄生しない」ということです(^^;)

