9月最後の日の教室

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今日は朝から小雨模様。中休みに予定していた児童会の「わくわくタイム」は延期となりました。今日は久々に各学年の授業の様子をお伝えします。

図工室から何やら音が聞こえるので行ってみると,4年生が金づちやノコギリ,さらには紙やすりを使い,木工をしていました。道具の使い方はまずまずで,黙々と取り組んでいました。ご家庭でもノコギリを使い木を切ってみるとか,金づちで釘を打ち付けてみるとか,そんな経験が気軽にできるといいのですが。DIYも流行っていますし,きっと楽しいことでしょう。

5・6年生は,金曜日に学んできた『森とともに』の探究学習に入っていました。学んできたことをまずは簡単にまとめ,そこからさらに興味関心をもった領域をしぼり,人・もの・こと の追求をしていく予定です。何事も最初が肝心です。自分の考えをしっかりもっていきましょう。

3年生は国語の授業でした。『ひとつの花』という平和について考える物語文の学習に入っていました。いいお話しですが悲しい物語です。平和について考える教材は,国語の教科書の中にほとんどの学年で入っています。平和というとすぐに戦争と結びつけがちですが,友だちと仲良くすることがまずはできる身近な平和ですよね。

二年生はテストの後,かけ算九九の学習を始めていました。九九の暗唱はまだまだ先で,まずはかけ算の意味,かけ算を使う場面,かけ算の必要性など,概念の学習をたっぷりします。そんなこといいのに~!と思いがちですが,かけ算九九を憶えることより,こちらの方が大事なのです。概念が理解できてのかけ算九九です。これから12月くらいまでは,かけ算三昧ですね。頑張れ二年生。

ところで,算数を学ぶとき,公式というものに出合います。例えば,円の面積は,半径×3.14です。これを使えば面積は容易に求められます。でも,この公式はどうやってできたのでしょうか?このどうやってできたの?を学ぶのが算数のおもしろさだと言えます。三角形,平行四辺形,台形の面積,立体の体積など,公式ってどうやってできたのでしょうね。小学校では必ず勉強します。

最後に一年生です。3つの引き算を図とブロックをもとに学んでいました。みんなで黒板の前に座り,一人の子が前に出て説明していました。一年生にとっては,これも意外と難しいのです。だからこそ,具体物を操作して学びます。近頃はタブレットを使い操作することも容易にできるので,子どもたちの覚えは早いとも言えます。でもこうやってみんなでじっくりと進められるのは少人数のいいところです。