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3年生国語(1.20)

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20日(火)は3年生の国語の様子をお伝えします。「それでも、言葉を」(鷲田清一)という単元でした。(これがなかなかに難しい文章なのですが、よくよく読むとなかなかに面白い文章でして…毎日のようにブログをあげている私にとってはとても魅力的な文章でした。)単元目標は「具体的な事例を挙げるなどして、抽象的な概念への理解を深める。筆者の見方・考え方を踏まえ、言葉についての自分の意見を持つ」というものです。(これを読んだだけでも難しい感じがしますね(^^;))

本時の目標は「具体例を挙げることで、筆者の考えを理解する」というものでした。筆者の「わかりやすさや反応の速さが求められる時代、大量の言葉を前に、じっくり言葉と向き合い思考する時間も、吟味して言葉を選ぶ心の余裕もなくなっている」という文章に対して、具体的な事例を各自思い起こしていきます。子どもたちからは「早く返答するという焦りから吟味をしないで鋭利な言葉になってしまったり相手を不愉快な言葉を使ったりしてしまう」「ニュースアプリやネット記事では、結論を急ぐあまり見出しだけを読んで内容を理解した気になってしまうことがある」「例えばSNSでは短い言葉だけで意図が正しく伝わらず、炎上してしまうことがある。現代は速さが重視され、言葉をじっくり考える時間が減ってしまっているからこそ誤解や対立が生まれやすくなっていると思う」といったコメントが書かれていました。まさにその通りですね。きっと同じようなことを感じている人は少なくないはず。確かに電話で“会話”を通して連絡を取り合っていた頃は、会話の中で相手の気持ちを感じ取ったり、自分の思いを伝えたりしていましたね。じっくりと言葉を選ぶ“間”もあったような気がします。

「言葉と思考が二極化したこの時代だからこそ、私は両端の『間』に息づく言葉、多様なグラデーションを許容する言葉のありように注目したい」という文章に対しては「『正しいや正しくない』『良い悪い』など、言葉をはっきり2つに分けてしまうのではなく、『一部正しい』『よい点も悪い点もある』といった2つの言葉の間にある言葉のありようを考えることがこの時代において大切なことだと思う」「二極化したこの時代だからこそ、対立が起きやすくなってしまったり、相手の意見に納得できない状況が増えてきてしまったりしていると思う。このようなことが起こらないように、自分の意見を言い張るのではなく、必ず相手の意見も聞いてそれから考え直してみるということが大切なのではないか」といったコメントが書かれていました。先程の話に例えると、わかりやすさや反応の早さを求めることだって決して悪いことではないと思います。ただそれぞれにメリットやデメリットがあること、それを理解した上で方法を選択することができるようになれるといいですね。「多様なグラデーション」…どうしても白黒ハッキリつけたくなる私にとっては肝に銘じておかなければならない言葉と感じました(^_^;)それにしても、中学3年生ともなるとかなり大人っぽい考え方をするものですね。いつもはにぎやかで、あっけらかんとした3年生なのですが、いやいや大したものです!3年生の立派な姿を見て、とても誇りに思えました(^^)

ところで、今回の授業は先生から指示が出されたら、後は黙々と子どもたちがタブレットに自分の考えを打ち込んでいました。(画面では分かりにくいのですが)自分の考えだけでなく他の人の考えもリアルタイムで見ることができます。子どもたちの考えを板書に書くことは一切ありません。黒板とチョークで授業をしてきた私にとってはなかなか刺激的な授業スタイルでしたが、全員が一緒に作業ができること、お互いの考えをその場で確認することができること、自分が取り組みたいところから進めることができることなど、その良さもたくさん感じました。今やこういう授業スタイルも増えてきているのですね。

 

今日の授業にはICTサポーターの先生も付いてくれました。作業で困ったときにはすぐにヘルプに入ってくれたり、先生に「こんな見せ方もあるよ」とアドバイスしてくれたりしていました。感謝感謝です(^^)

おまけ

先日職員室で「日が長くなりましたね♪」なんてご機嫌で話をしていたのですが…どうやら明日からは気温がかなり下がるようですね。最高気温は10℃に届きそうもないし、最低気温は「-7℃」「-8℃」なんて天気予報もあります。みなさん体調を崩さないように気をつけましょう(^^)/

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