狂言ワークショップ開催

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13日の午後、「大蔵流狂言」のワークショップが開かれました。

これは文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」として今月26日に行われる「大蔵流狂言」公演の事前学習として行ったものです。

この日はお二人の能楽師の方を講師に、「狂言とは、650年以上続く伝統ある演劇。日常のおかしさを強調して演じるのが特徴。現存する世界最古の演劇。でも決して堅苦しくなく、いわば現代でいうコント、お笑いにあたるもの」と説明を受け、子供たちは「へえ~、そうなんだ~」という表情。

早速、短い演目を演じてくださいました。説明を聞くよりも実際に観てみると、そのおもしろおかしさがすぐに伝わったようでした。

狂言の説明をするお二人の軽妙なトークも、狂言と同じくらい面白いのです。こちらはまるで漫才?

次は、見るばかりでなく、実際に動きを教えていただきます。狂言の基本的な所作や立ち居振る舞いを体験。座礼ひとつとっても、美しく見えるやり方があるのですね。

26日の本公演には、6年生も舞台に立つことになっています。そこで、早速練習です。

6年生は「きのこ」を演じます。

合図にあわせて、不思議な声を発しながらジャンプするという役割。6年生、はじめは恥ずかしがっていましたが、だんだん上手になりました。

きのこが耳を引っ張って「いてててて」なんていう場面も。

本公演がとても楽しみになってきました。