TOP » 1年生数学「代入と式の値」(6.11)

1年生数学「代入と式の値」(6.11)

 | 

11日(水)に予定されていた支部総体は、雨のため13日(金)に延期となりました。昨日から梅雨入りしたし、仕方ないですね。金曜日の予報は曇り。そこまで気持ちを高め直しましょう。

さて、今日は11日(水)の1年生数学の様子を紹介します。まずは生徒がこれまでの授業で悩んでいたところの復習から始めます。「7+2」「7-2」「-2+7」「-7-2」。一見簡単なように見えますが…中学校では「負の数も考えることによって、加法と減法が混じった式でも加法だけの式として考えることができる」…分かりますか?「7-2=(+7)+(-2)=5」「-7-2=(-7)+(-2)=-9」といった感じ。「7ひく2」ではなく「7 プラス マイナス2」という考え方。そうすると「4-7+9-5=(+4)+(-7)+(+9)+(-5)」と考えることができます。なるほど納得!小学校でずっと教員をしてきた私にとって「小学校は正の数と正の数の引き算でしたが、中学校は正の数と負の数のたし算と考えます」という先生の言葉が実に衝撃的でした。 

今取り組んでいるのは「代入と式の値」。本時の目標は「文字に値を代入して式の値を求めることができる」です。最初に「3×□+2 □に5をあてはめるとどんな数になる?」と問われ子どもたちは「3×5+2=17」とサラッと答えました。「中学校バージョンでは『x=5のとき、3x+2の値を求めなさい』と聞かれます。あてはめることを『代入』と言います」と説明を受けてから早速練習。「同じ式で、x=-6のときは?」それぞれがノートに書き込みます。

「3×(-6)+2=-18+2=-16」。負の数を代入するときはかっこをつけることを確認してから次の問題。「a=-5のとき、次の値を求めなさい。①-a ②a² ③-a² ➃(-a)²」。これは難しかったですね!みんな悩みながらも一生懸命考えていました。その後3人で考えを交流し、答えが違ったところはお互いに自分の考え方を伝え合い、正していきます。もちろん正解不正解はありますが、それがあるからこそ学習が深まりますね。楽しいですね。とてもいい姿でした。

私自身「中学校の勉強をもう一度やり直したい」と思う今日この頃です(^_^;)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です