大切な経験~丹菅音楽祭~

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丹波山村の小中学校と、小菅の小中学校、4校が一堂に会して音楽の発表をする「丹菅音楽祭」。今年で実に59回を数える伝統の行事です。

今年、小菅小は毎年の全校合唱に加えて、初めて「大菩薩御光太鼓」を披露しました。

開会直前。ちょっと緊張気味な子供たち。

開会式。全体合唱で声のウォーミングアップ。こんなに大勢で歌えるのも、普段なかなか出来ないことで、これだけでも価値あることですね。

丹波中は、男子中学生5人だけの合唱。とてもきれいなハーモニーでした。2曲目は先生達も一緒に合奏を聴かせてくれました。また、続く丹波小は、丹波山村伝統の「お松引き」で歌われる「木遣り唄」、合唱「虹」、お琴で「さくら」の3曲を聴かせてくれました。とても伸びやかな声で、小菅小の児童達も大いに驚き、刺激を受けたようでした。(写真は権利上、割愛します)

そしていよいよ小菅小。いつもの法被をまとい、さあ出番です。

今回、初めての試みで、低学年児童も拍子木(クラベス)でリズム打ちをしながら演奏に参加しました。

全校みんなでリズムを合わせることは難しいのですが、見事やりきりました。

音楽会の講師の先生にも大変ほめていただき、小菅小の太鼓の新たな可能性を感じさせた演奏となりました。

二曲目は全校合唱「この星に生まれて」。これもハーモニーがうまくハマって、とても美しい歌声になりました。

普段、少ない人数でやっている音楽ですが、こうやって多くの仲間とひとつの音を作ること、また他の学校の友達の力や頑張りを感じること。こういう経験がとても大切なんだなあと思います。