本校伝統の「大菩薩御光太鼓」。今年も年間を通じて練習に取り組み、様々な場面で演奏を披露、村の皆さんにも喜んでいただきました。
その活動をリードしてきた6年生が、このたび引退を迎えました。
1月17日の放課後、最後の練習と引退式、引継式を行いました。
前半は、新メンバーの3年生と一緒に練習。6年生は3年前に自分たちが初めて叩いた時のことを思い出しながら、この3年間で身につけたことを一生懸命伝えようとしていました。
そして最後は6年生だけで、最後の演奏。6年生だけとは思えない力強い、思いのこもった素晴らしい演奏でした。まさに3年間積み上げたものをすべて、一打一打に打ち込んでいるようでした。
微動だにせず、食い入るように演奏を見つめる後輩たち。打ち手(先輩)と聴き手(後輩)、双方の思いが通じ合っているようでした。
最後は引継式。
6年生代表からは「受け継がれた伝統をしっかり引き継いでいってほしい。でも皆さんの御光太鼓を創っていってほしい」との言葉。5年生の代表からは「しっかり僕らが受け継いでいく」と、どちらも大変立派で感動的な言葉がありました。
6年生、これまでみんなを引っ張ってくれてありがとう。君たちの演奏を、私たちは忘れません。