終業式が終わった午後、教職員は「緊急時対応訓練」に臨みました。
学校では様々な事故を想定し、その防止に備えていますが、万が一発生してしまった時の対応についてもしっかり訓練をしておこうと実施するものです。
今回は「児童が体育の時間に熱中症で倒れた」という想定で、各職員が役割を分担し、実際の動きをしながら実践的な訓練に取り組みました。
講師は今回も大月市消防本部の皆さんです。いつもありがとうございます。
局面ごと、担当ごとに細かく説明と指示をしてくださり、職員も体で覚えていきます。
本物の119番にかけて通報の練習。(消防署のご協力に感謝と驚き)。そして保護者への電話連絡もリアルに再現。
自分の取るべき動きについて頭では分かっているつもりでも、いざやってみると、なかなかこれが難しい。そこに訓練をする意味があります。たくさん失敗しながら、自分たちに欠けていること、足りないものが明らかにしていきます。それを改善することで本番に生きてくるのです。
「熱を測って!」「体温計はどこ?」・・・思った以上に、物の保管場所について正確に把握できていないことも分かりました。
「身体を冷やすには太い血管のあるところに冷却剤を当てて。でも全部冷やしてしまうと体温測定が正しくできなくなるよ。」
状況の記録も大事!緊急の状況でもできるだけ記録を残せるように。
学校は子供の命と安全が第一です。それを守るための訓練をこれからも続けていきます。