転入生を祝って,用務員さんがきれいなお花を挿してくれました。気分が癒やされますね。
本日,1年生に新しいお友だちが転入してきました。これで一年生は4人になり男女2人ずつになりました。全校児童22人です。休み時間には早くも追いかけっこをして遊んでいました。すぐに慣れることと思います。皆様もよろしくお願いいたします。
合同体育祭まであと5日。伝統を引き継いで,大菩薩御光太鼓練習に子どもも先生も一体になって頑張っております。校長としてこの太鼓の歴史に興味が出てきたので資料を元に調べてみました。
大菩薩御光太鼓の文字が出てきたのが,昭和60年度(1985年度)の小菅小学校の学校要覧というものです。
◎昭和60年11月 郷土芸能(大菩薩御光太鼓) 伝承発表 と明記されております。
この当時の小菅小は,本校と分校二つを合わせて児童数88名,先生数16名,授業日は土曜日の授業があったので年間246日でした。

◎昭和62年 山梨教育推進10周年記念大会で披露している写真

◎昭和63年 県立青少年会館(現 県立青少年センター)竣工式で披露している写真
この頃から様々な式典に招かれて披露するようになったようです。体育祭では,平成6年の第10回小中合同体育祭で披露している写真がありました。なお昭和50年代の運動会までは小学校単独の運動会で鼓笛隊でした。
クラブ活動としては,
・昭和61年度に郷土クラブ(太鼓)として設立。平成2年度まで郷土クラブと器楽クラブが共存
・平成3年度には器楽クラブはなくなり,太鼓クラブのみになる。
・平成5年度には太鼓クラブもなくなる。この頃から,5・6年生で太鼓するようになったもよう。
やはり小学校への太鼓導入は昭和60(1985)年頃がスタートであり,村の様々な方が関わる中で甲州市勝沼の太鼓も参考にしながら現在の大菩薩御光太鼓を学校に取り入れたそうです。
わかっただけでも小菅小学校の太鼓としては,約40年の歴史がある太鼓です。上級生の太鼓を見ては「次は自分たちがやるんだ!やりたいな!」という思いと憧れをもち今日まで伝承されてきた太鼓です。人数が減る中ですが,思いの詰まった太鼓を今年も伝承するために休み時間も練習に頑張る子どもたち。そしてそれを支え指導する先生と講師。手前味噌ですが,先生の情熱と力が子どもと太鼓を支えているとも言えます。今日も子どもと先生が一体となった太鼓の音と,元気なかけ声が校長室まで響いてきます。
