27日(金)。今日は「教師と生徒のかかわり方」について、職員会議で先生方に伝えた私の考えを載せます。「教師と生徒のかかわり方」は、小学校でも中学校でも難しい、若手もベテランも管理職であっても、どの先生でも必ず悩む案件だと思います。その根本は「良好な関係」or「なれ合い」の線引きといったところではないでしょうか。
【良好な関係】
教師と生徒の間に信頼関係があることは、学びや成長にとって欠かせません。それでは教師と生徒との「良好な関係」とは具体的にどんな姿でしょうか?
・安心して話ができる
・指導が素直に届く(指導されたことを素直に受け入れられる)
・一緒にがんばろうと思える
こういった関係は、相手を尊重しながら、一定の距離と役割を保っているからこそ成り立ちます。
これは「信頼に基づく関係=良好な関係」です。
【なれ合いの関係】
「なれ合い」は、表面上は仲良く見えるかもしれませんが、そこには教師としての指導性や境界線が曖昧になっている危険があります。(ここが実に難しい…)
・必要以上にフランクな言葉で話す
・不適切な冗談や軽口を交わす
・指導すべき場面で「まあいいか」と目をつぶる
・生徒の機嫌を取ることが目的になってしまう
・何でも許す(許される)
こういった関係は、一見「親しみやすい先生」「いい先生」のように見えても、信頼関係とは違うということを、私たちは自覚しなければなりません。この関係を続けると「いい先生」ではなく「(自分にとって)都合のいい先生」となっていきます。そこには信頼はありません。
生徒にとって私たち教職員は、友達でも保護者でもありません。「教育的指導を行う大人」です。「好かれること」と「信頼されること」は違います。信頼とは、ぶれない姿勢、誠実な対応、そして生徒の成長を第一に考える姿勢から生まれるものです。生徒との関係が“ぬるく心地いいもの”になるのではなく、“時に厳しく、でも最後には支えになっている”そんな関係を目指して、今一度、私たちの在り方を見つめ直していけたらと思います。そこで大切になってくるのは相手への「リスペクト」だと思います。小菅中には「小菅中リスペクト」という言葉が校舎内に貼られています。教師も生徒もお互いに相手に対して「尊敬の念」を持ち、相手を大切にすることができれば、きっと「良好な関係」に近づくと思います。

きっとここまでは理解はできる…しかし「必要以上に」とか「不適切」「指導すべき場面」といったワードは得てして先生によって差が出たり、生徒との関係の中で変化したりするものですよね。だからこそ、私たちは職員集団として何度も話し合いを重ねなければならないと思います。もしよろしかったら、ご家庭でも話題にしてみてください。
最近ニュースを見ると学校関係の残念なニュースばかり目にして悲しくなります。学校・教員への信頼が揺らいでいる今だからこそ、私たちは襟を正して、背筋をピッと伸ばして今日も自信を持って子どもたちの前に立てるようがんばらないといけないと強く感じます。そして先生たちのがんばりを感じたら、ぜひ褒めてあげてください!声をかけてあげてください!保護者・地域の励ましの声が、先生たちのがんばりに繋がります!子どもも大人も地域もみんなで成長する小菅中でありたいと願います。
