6年生 きおび製作

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以前少しご紹介しましたが『きおび』というものが小菅村の伝統工芸品にあります。

ヒノキなど村内にある木の皮を薄く細く長い帯状に切り,それを編み込んで籠などに仕上げるのが『きおび』です。6年生はここ10年くらいの間,『きおび』を生み出した先生を講師に招き,製作に取り組んでいます。今日(12月9日)を含めて4時間ほどかかります。6年生の2人と担任は今日で3時間目,初挑戦の私は1時間目ということで作業がはじまりました。

二人は既に編み込みは済んでおり,洗濯ばさみを使い仮止めの状態です。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが,カットする部分がわかるように鉛筆で線を引きます。

ハサミを使い,上部をカットします。

これが帯状のものです。長さは約60㎝,幅は約2.5㎝。これを使います。

そして私です。計20本の帯を交互に編み込んでいきます。交互が簡単そうで意外と難しかったです。なぜかというと交互にしたつもりで交互になってないからです。「校長先生,手つきがいいですね!」励ましのお言葉をいただき,子どもは褒めて伸ばすいうことが身にしみてわかりました(笑)

隙間をかなり詰めれば底になる部分が完成です。

カットした籠の上部に帯を巻き,縁をつくっていきます。ここで初めてボンドが登場します。手際がいいですね~。小菅の伝統工芸を引き継いでもらいたい6年生です。

そして完成しました。ボンドが固まるまでは洗濯ばさみは外せません。「王冠みたいだねえ」と。翌日には洗濯ばさみも外せます。手作りの『きおび籠』を何に使うのでしょうか?おやつ入れかな?だんだん飴色になってきて30年くらいもつ場合もあるそうです。冒頭に掲載してある籠は校長室に飾ってあるもので,だいぶ飴色になっています。

余裕がある子どもと先生は,クリスマスのツリーでも使えるような飾りを作りました。プロ並みに完成していました。できの悪い私も何とかカットするところまではいきついたので,明日以降,6年生の二人を講師に校長室へ招き,優しく御指導していただこうかと思っております。

温かい地域の皆様に見守られ小菅の伝統を学ぶ,そして継承していく一人になる,素敵なことだと思います。これまた末永く続いてもらいたいです。お師匠の先生方,ありがとうございました。