オリンピックやパラリンピックのアスリートを派遣していただける事業があります。アスリーチといいますが、本日小菅小学校には、樋口健太郎選手(パラリンピックのパワーリフティング)が来校してくださいました。

日体大の講師、都立小学校で理科を教えている先生は突然学校庭で捕まえたヘビを見せて子どもたちを驚かせました。

そして義足になった理由や義足の苦労、義足を使っている日本人の数、義足の金額など、先生らしく子どもを引き付けながらいくつもの話をしてくれました。樋口さんは、とにかく明るくエネルギッシュ、さすが一流のアスリートだけあるなと思いました。


義足を取り外し、全員に持たせてくれました。重いです😅この写真の義足は歩行用ですが、競技用のクッション性がいいものはすごく疲れるそうです。パラリンピックでアスリートが意図も簡単に身につけて競技をしているタイプは相当大変なんだと樋口さんのお話からわかった子どもも多かったことでしょう。


後半は筋トレ💪です。腕立て伏せのコツを教えてもらい皆でやってみました。脇を閉じて後ろに引きぎみにすると肩への負担も減りやりやすい(笑)子どももわかった👍かな?


その後は全員にバーベルのような5キロか7キロの棒を上げてもらいました。腕立て伏せのコツがいかされていました。皆、珍しい体験ができ楽しそうでした。


先生もチャレンジ🎵いい感じでした。リクエストに応えた私もチャレンジ。利に叶った方法ということがよくわかりました。

最後に子どもたちが感想を述べました。その後樋口さんに足を失ってからどうやって立ち直ったのかを伺いました。ながらスマホの交通事故の被害者だそうです。事故に遭い足が無くなることよりも、仕事ができなくなる、これからどうやって生きていくのかなど、落ち込んでいる場合ではなかったと言っていました。強い方なのでしょうね。今度はそういったメンタル面での話をしてほしいとお願いをしました。
義足の方を見る機会は早々にありません。そういった意味でも、インクルーシブ教育の意味でも、貴重な機会と元気と勇気をいただけたアスリーチでした。
