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学校長挨拶

 私たちの小菅中学校は、東京都の奥座敷とよばれる奥多摩町のとなり、山梨県の小菅村にあります。小菅村は、美しい山々にかこまれ、多摩川の源流となる小菅川のある村です。人口はわずか715人(2020年4月1日現在)の小さな村です。小菅中学校の生徒数は17名です。しかし、どの生徒も勉強に、部活に、そして将来の夢にむかってがんばっています。

 本校の特色は、一言で言うと『国際化する社会の中で、自分を知り、相手の心を察して、自分の考えを主張できる小菅人の育成』を目指しているところです。国際化社会を実感するため、本校では3年生を対象として、オーストラリアのシドニー郊外の高校生の家にホームステイをして、高等学校でのミニ留学をする5泊6日の修学旅行を毎年実施しています。さらに、平成27年度からは、本村へ環境学習のために来村するイスラエルとパレスチナからの学生への英語でのプレゼンテーションや交流活動も実施いたします。生徒が活躍する10年20年先は、もっと世界が混ざり合う時代です。その中では、自分を知り、自分の活かし方を知り、相手の心を察する日本人らしい思いやりの心を持ち、そして、流れに流されないためにも、自らの主張をはっきりできる、そんな力がもっともっと必要になります。

本校職員は、遠く時代の先を見つめる目を持ちながら、生徒一人一人に寄り添う目も持ち、一丸となって日々教育活動を展開しています。少人数だからできる、一人一人の生徒と本気で向き合い伸ばす教育。小規模で教育の重要性を知る小菅村だからこそできる地球規模の教育。地球を自分たちの鏡にして、日本や山梨県、そして小菅村の良さを発見する教育。どれをとってもまさに教育の本質がそこにあります。

ぜひ、ホームページから本校教育の一端を感じ取っていただければ幸いです。また、いつの日か、ぜひ本校に足を運んでその目で本校の教育をご覧いただければと思います。

では、どうぞお楽しみください。ありがとうございました。

小菅村立小菅中学校校長